令和2年7月28日、恵庭市議会第3回臨時会が開会された。
議長の伊藤雅暢氏は、定足数に達していることを確認し、会期を本日の1日と決定した。この会議では、市道の変更及び一般会計補正予算について審議されることになった。
まず、議案第1号が提案され、市道の変更について説明が行われた。佐藤建設部長は、変更が行われる市道の概要を説明し、総延長は約9.7メートルの減少となり、関係する路線の位置を交換する目的であることを明らかにした。質疑には参加者がなく、この議案は経済建設常任委員会に付託されることが承認された。
次に、議案第2号、令和2年度恵庭市一般会計補正予算(第6号)について、横道総務部長が詳細を説明した。補正予算の主な項目として、新型コロナウイルス感染対策による議員報酬の減額や、ひとり親世帯への特別給付金の支給が含まれ、総額は362億2,745万8,000円とされる。
特に、ひとり親世帯臨時特別給付事業には8,174万5,000円を計上し、民間学童クラブの支援にも66万7,000円を補正することで、感染症の影響を受けた市民への支援を強調した。これについても参加者からは質疑がなく、原案通り可決されることとなった。
最後に、伊藤議長は本日の議題が全て終了したことを告げ、閉会を宣言した。