令和6年第3回定例会が9月18日に開催され、様々な議題が取り上げられた。
まず、市役所本庁舎の暑さ対策については、本市の公共施設における冷房設備の設置状況が報告された。現在は、全体の58.4%にあたる54施設にエアコンが設置されており、特に子育て関連施設には全室に冷房が整備されている。さらに、本庁舎では、エアコンの設置が必要とされる一方、昨年の酷暑を思い起こすと、冷房設備の設置は急務であるとされている。
また、クーリングシェルターに関しては、指定する公共施設が5か所あるものの、実際に利用者は限られている。スポットクーラーも設置され、一定の暑さ対策として効果があったとの報告があるが、今後も本庁舎の暑さ対策には抜本的な検討が求められる。
次に、選ばれる自治体となるための職員採用試験について、職員数は417名で目標に近づいているものの、若年層の退職者の現状と対策が課題として取り上げられた。特に、定年退職者や自己都合による退職の状況が知られており、早期の入庁が求められている。
さらに、恵庭市公式LINEの活用状況においては、利用者数が1万人を超え、今後も利便性向上に努める姿勢が示された。市民への通知についても、効果的に行われているが、さらなる周知が期待される。
和木町と藤枝市との姉妹都市・友好都市交流についても詳述され、市民間の多岐にわたる交流がなされていることが報告された。このように、多くの議題に対する市の取り組みが明らかにされたが、一層の進展が必要であることが強調された。