令和4年第1回恵庭市議会が2月17日に開催され、午前10時から開会した。出席議員は21名で、定足数に達していることを確認した。
議長の野沢宏紀氏は、日程第1の会議録署名議員として武藤光一議員と澁谷敏明議員を指名。続いて日程第2では会期の決定が行われ、34日間(2月17日〜3月22日)とした。
日程第3では、水内事務局長から令和3年第4回定例会以降の報告が行われた。新型コロナウイルス感染症への対策や事業者支援など、充実した取り組みがなされていることが確認され、議会としてのさらなる支援が求められた。
市政執行方針に関する報告では、原田市長が就任後初めての予算編成を紹介した。昨年から新型コロナウイルス感染症の影響で市民の安全と経済支援を優先し計画を策定したことが強調され、まちづくりの指針として「恵庭宣言」を基にした施策が示された。
特に、ウィズコロナ社会を視野に入れた5つの重点施策が発表され、なかでも「希望を持って子育てしたくなるまちづくり」と「誰ひとり取り残さない持続可能な共生のまちづくり」が目立ち、市民サービスの向上と経済回復に向けた具体策が示された。
また、教育行政執行方針では、安全・安心な環境の中での子どもたちの育成や学びの多様性が重要視されている。岩渕教育長は新年度の施策として、感染症対策をしながらも、質の高い教育の実現を目指し、学校運営を進める方針を示した。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大に対する報告も行われ、感染拡大防止策やワクチン接種の進捗状況について説明された。市民の健康を守るため、引き続き感染対策を徹底する姿勢が示された。