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新型コロナ対策の支援金、令和3年度補正予算26億円を提案

千歳市の定例会で市長が新型コロナ対策の支援金を強調。令和3年度の補正予算も提案された。
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令和3年第3回定例会が9月21日に開会した。

山口市長は冒頭の挨拶で、新型コロナウイルス感染症の影響に言及した。現在、北海道内には緊急事態宣言が発令されており、各種の対策が求められているとした。市内での感染者は減少傾向にあるものの、依然として予断を許さない状況が続いていると強調した。

市長は、感染再拡大のリスクが高い中で、引き続き感染防止対策を徹底する考えを示した。特に市内の経済が疲弊している現状を踏まえ、必要な支援を行う方針を述べた。特に、事業者への支援として、感染防止対策協力支援金や市独自の支援給付金、プレミアム付き商品券の発行が提案されている。

本定例会では、報告や議案が多数あり、なかでも令和3年度の補正予算が注目されている。この補正予算には、26億4,741万円を追加し、支援金やワクチン接種体制の確保に向けた経費が含まれ、新型コロナウイルス対応の経済支援が強調された。

山口市長は、ワクチン接種は順調に進んでおり、対象者の74.5%が1回目の接種を完了、56%が2回目に達していると報告した。更なる接種率向上を図るために、接種する機会の拡充や情報提供に努める意向を示した。

感染拡大防止のため、飲食店や事業者への協力金の支給が重要な施策として位置づけられ、特に8月27日から開始された緊急事態宣言に基づく支援金についても言及された。これは市内の飲食店への営業時間短縮の要請に対するもので、総額12億8,583万円が支給されていると述べられた。

加えて、令和2年度決算に関する報告も行われ、黒字に終わったことが確認された。また、千歳市アイヌ協会によるアイヌ文化の継承活動についても報告されるなど、地域文化の維持・発展が図られていることも強調された。

議案第9号では教育委員会の委員の任命について同意を求めるもので、議会は速やかに審議を行う方針である。市長は市民と一丸となり、引き続き新型コロナウイルス感染症対策を進めていくと述べた。

議会開催日
議会名令和3年第3回千歳市定例会
議事録
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