令和元年第3回定例会が千歳市議会にて開催された。
会議では、複数の議案および決算報告が取り扱われ、議員からの質疑を経て各議案が可決された。まず、議案第1号と第2号については、末村補正予算特別委員長が報告し、原案通り可決の運びとなった。この結果に対し、議長は特に異議がなかったことを確認した。
さらに、厚生環境常任委員会の北山委員長も、議案第8号、10号について同様に報告。改正内容の背景には、特定教育・保育施設の運営基準見直しがある。こちらも原案が可決されることとなり、会議の進行は滞ることなく続いた。
加えて、総務文教常任委員会の松倉委員長が議案第14号の審査状況を報告し、火災予防条例の一部改正案が原案通り可決される運びとなった。これら多数の案件が短時間で処理され、効率的な議会運営が印象的であった。
また、日程第4では、平成30年度決算に関する各種認定が行われた。横田副市長は、報告を通じて市の財政状況の健全さを強調。一般会計の歳入は402億円、歳出は397億円とされ、0.7%の経済成長が見込まれる中での黒字決算を報告した。
特に、収支の改善に寄与した施策や、財政調整基金からの繰入なしで運営されたことに関して、市民の信頼を得るために継続的な取り組みが行われたと述べた。各特別会計についても、黒字決算を達成した実績が報告され、地域の福祉や教育への支出が適正に行われていることが強調された。