令和元年第2回臨時会が千歳市議会で開催され、議案が審議された。
市長の山口市長は開会にあたり、道内7空港一括民間委託の進捗や新千歳空港の発着回数の増加について言及した。国は、北海道空港を中核とする企業連合を優先交渉権者に選定し、今後地域振興策の協議が進むという。さらに、新千歳空港の発着回数が現在の42回から50回へ増加することが発表され、地域経済の活性化が期待されている。
会議では、工事請負契約の締結に関する議案1件が提案された。佐々木総務部長は市役所本庁舎耐震等改修工事の請負契約について説明した。この工事は制限つき一般競争入札にて進められ、契約金額は5億8,729万円に上る。
質疑応答では、議員からの発言はなく、議案は速やかに可決された。市長は、今後も市の課題に取り組むとともに、昨年を6,000人上回る56,000人が集まった2019スカイ・ビア&YOSAKOI祭についても触れ、地域行事の参加と支援を呼びかけた。