令和3年第3回千歳市議会が開会し、多数の議案と報告が審議されました。
今回の議会では、特に認定された決算と補正予算に焦点が当たります。市の財政状況や施策の進捗が議論され、質疑が行われました。
まず、報告第9号から第11号までの監査結果が共有され、特に現金出納検査と定期監査が強調されました。これに関して、山崎議長は質疑を行い、特に異議なく報告が済ませられました。続いて行われた認定議案について、古川決算特別委員長は詳述し、各決算は原案通りに認定されるべきとの見解を示しました。
認定第3号では、土地取得事業に関する決算が審議され、こちらも原案通りで進行しました。議案第10号では、令和3年度の一般会計補正予算が主要な議題とされ、澤田総務部長が新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費など、重要な内容を説明しました。特に、今回の補正では6億835万円の追加が決定され、接種対象者は約8万8,300人とされ、接種開始は12月に予定されています。
また、意見書案では少子化対策や公共交通の整備に関する提案がなされ、すべて原案通りに可決されました。これに対して、山口市長は国政の新体制に期待を寄せつつ、地域経済の立て直しや新型コロナウイルス対策に全力を尽くす意向を示しました。
議会の閉会に際し、山崎議長は、長期間にわたる審議への感謝を述べました。市民生活に直結する多くの案件について議論がなされ、今後の取り組みにも目が向けられています。