令和4年第4回千歳市議会定例会の初日が開かれ、市長は出席議員に感謝の意を示した。
市長は「千歳市議会第4回定例会の開会に当たりまして、一言、御挨拶申し上げます。」と述べ、議員の積極的な参加に感謝の気持ちを表現した。特に、坂野智市議会議員が北海道社会貢献賞を受賞したことを祝福。
続いて、11月21日に東京で開催された東京千歳会の交流会について言及。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、3年ぶりの開催となり、約160名が参加した。この交流会が地域経済に寄与する重要な一歩であったことに触れた。
新型コロナ段階では、感染者数が時折増加しており、対策が求められる現状について懸念を示した。夏からの第7波は収束したものの、北海道では新規感染者数が増加している状況である。
ワクチン接種体制についても言及し、今後も市が中心となって希望する市民が迅速に接種できる体制を整えていく意向を示した。市民には、感染防止対策の徹底を呼びかけた。
市民生活の安定を図るため、発行されている市民応援商品券について、11月25日現在、3億2,139万2,500円分が換金されていることも報告された。また、物価高騰の影響を受け、新たな商品券も配布され、市民経済の回復を目的としている。
自衛隊との連携強化に向けては、地元議員も参加する要望活動が行われ、地域における自衛隊の体制強化が経済やまちづくりに与える影響の重要性が強調された。
議案の審議が行われ、複数の改正が提案された。特に、職員の給与改定については、国家公務員に準じた実施が計画されている。具体的には、特定任期付職員の給与の引き上げが行われるとのこと。また、選挙活動の公費負担の改正や個人情報保護条例に基づく改定等も含まれている。