令和元年6月13日、千歳市議会の第2回定例会が開催され、重要な議題が数多く取り扱われた。
まず、千歳科学技術大学の公立大学法人化に関する調査特別委員会の委員が辞任したことを受け、新たな委員が選任された。
特別委員会は、教育の充実に寄与するための重要な役割を担っている。
さらに、古川昌俊議長が議長の職を辞する意向を表明し、議会運営の責任を全うしたことに感謝の意を示した。
古川議長は、この2年間の任期中、議会の代表として尽力してきた。
後任には佐々木雅宏議員が選任され、議長に就任した。
佐々木議長は、就任の挨拶で、市民との交流や議会改革の重要性を強調。
議会が市民の負託に応え、行政をチェックする役割を担うことの認識を示した。
副議長の職に関しても、坂野智議員が辞任し、新たに宮原議員が副議長に選任された。
共に新たな議会運営に対応する意思を述べ、議会の透明性と市民信頼の構築を目指すことが確認された。
また、議案の審査報告が行われ、さまざまな条例改正案が可決された。
特に、千歳市情報公開条例及び個人情報保護条例の改正が挙げられ、透明性の確保に向けた取り組みが継続されることが期待される。
加えて、補正予算案に関する陳述も行われ、令和元年度千歳市一般会計補正予算が提案された。
この補正予算では、30億9,665万円の追加が見込まれている。
具体的には、経常費の増加があり、市税や地方消費税交付金の増も報告された。
議会は充実した市民生活への施策を持続的に推進する姿勢を見せており、市民協働による地域づくりの重要性が改めて示された。
議会運営や市民との対話の強化が決意されている。