令和3年第3回千歳市議会が令和3年9月29日に開催された。
この日の議題には、補正予算特別委員会からの議案審査報告や令和2年度の決算認定が含まれていた。
特に、五十嵐補正予算特別委員長は、提出された議案とその審査結果について詳細に報告した。
この報告に対し、議会は異議なしで可決した。
続いて、横田副市長は令和2年度千歳市一般会計歳入歳出決算について説明した。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、決算内容には多くの課題があったものの、経済回復の兆しも見られたと強調した。
令和2年度の実質国内総生産成長率は「マイナス4.4%」程度であることを示し、特に地方財政計画の重要性を述べた。
一方で、横田副市長は「当初予算は496億2,265万8,000円」とし、特別会計についても数値を示した。
また、各項目の施策が市民生活と密接に関わっており、特に医療・福祉分野における取組や、経済支援策の重要性を再確認した。
さらに、市民協働や地域創生に向けた施策の推進が求められていると強調した。
病院事業会計の決算報告では、島田病院事務局長が引き続き説明を行い、特に新型コロナウイルスの影響による医療ニーズの変化について言及した。
市内の医療機関との連携強化や、地域医療の充実に向けた取組が必要であると指摘した。
入院患者の減少や外来医療の影響についても触れ、「医療従事者の確保や質の向上が重要である」と述べた。
最後に、決算特別委員会の設置も決定され、議会はこれらの審議を今後も続けていく意義を強調した。
議会は活発な議論を交わし、千歳市の将来について深い関心を持っていることが伝わってきた。
明日の会議も引き続き重要な議題が予定されている。