令和3年第3回千歳市議会の一般質問が行われ、多くの重要な議題が取り上げられた。
主要テーマの一つはごみ処理であり、五十嵐桂一市議は新焼却施設について質疑を行った。新施設の建設が進む中、道央廃棄物処理組合の中間処理の範囲や、現在の焼却施設の建設進捗状況について懸念が示された。五十嵐議員は、今後、この施設が2市4町のごみ処理の拠点となる可能性や、周辺道路の整備状況などについても質問した。市長は地域住民の要望を受け、道路整備を進める旨を応じた。
また、労働環境の整備も重要な議題となりました。議員間で新型コロナウイルスの影響を受けた労働環境の変化について意見交換が行われ、賃金上昇についての懸念が表明された。市は、雇用調整助成金の利用状況を把握し、支援策の実行を進める方針を示した。
さらに、マイナンバーカードの推進策も取り上げられました。行政側は、取得率向上を図るための具体的な施策について答弁し、全国一の取得率を目指す意欲を表明した。出張申請所の設置や広報活動の強化が必要との意見が寄せられた。
また、消防行政についても質問が行われ、消防署の庁舎整備や対応力強化に関する議論が交わされた。加盟された議員たちは消防体制の充実を求め、議論を進めた。
特に街路樹の維持管理や道路雑草対策についても議論があり、地域住民からの要望や苦情を踏まえた樹木や雑草管理の体制が問われた。これは、市民にとって美しい環境を保つために不可欠な施策である。議員は、管理費用の推移を示しながら、維持管理の現状を問題視した。市は、環境整備に向けて樹木管理や除草の計画を見直す意向を示した。
最後に、新型コロナウイルスワクチン接種状況についても確認され、市民が円滑に接種を受けられるような対応策の計画が語られた。市長は、接種推進に向けた方策についての意見を求め、引き続きの市民へのサービス向上を誓った。