令和4年の第1回定例会が千歳市議会で開催され、市長の5期目の市政運営に関する議論が交わされた。
代表質問では、古川昌俊議員が川口市長に対し、いくつかの重要なテーマについての見解を求めた。まず、市長の政治姿勢と市民協働によるまちづくりについて問われ、川口市長は市民との協働を重視し、市民一人一人が夢を持って実現できる社会を目指すと述べた。
具体的には、彼が掲げた49項目の公約が80%旨く達成できたことを強調し、残り20%をこの1年で完了させるための対策を講じる意志を示した。この間、COVID-19パンデミックが市民活動や自治体の取り組みに影響を与えている背景を考慮し、町内会や団体の活動促進の必要性も認識していると語った。
次に、古川議員が人口10万人を目指すまちづくりについて市長に質問した。川口市長は、2030年までに人口の目標を達成することに意欲を示し、人口戦略プロジェクトを進め、政策を実施することが重要だと強調した。
また、ウイズコロナ・アフターコロナのまちづくりについても川口市長は新しい生活スタイルに対応するための施策を適宜進めていく意向を述べた。
特に新千歳空港の活況回復について、市長は北海道内7空港の運営を巡る現状と、民間との連携強化に取り組んでいる様子を説明した。空港の利用促進には、地域の魅力を発信し、観光事業を強化することが必要であるとも言及した。