令和元年第2回定例会が6月17日に開催され、千歳市におけるさまざまな重要なテーマが議論された。
まず、議長の総務文教常任委員会委員の辞退について、千歳市議会副議長の宮原伸哉氏が進行した。佐々木議長が辞退届を提出したことで、この件が同意されることとなった。
続いて、山崎昌則議員が登壇し、代表質問を行った。特に、人口10万人に向けたまちづくりについて意見を述べ、市長の見解を求めた。山口市長は、人口増加が簡単ではないことを認識しつつ、様々な施策を展開する必要があると述べた。
また、今回の定例会では、空港民間委託に関する新たな運営権者の選定や、シティープロモーションについても意見が交わされた。市長は、「売り込め千歳!」のキャッチフレーズを掲げ、積極的な魅力発信を行う方針を示した。
さらに、さっぽろ連携中枢都市圏について、松倉議員は近隣自治体との連携強化の必要性を強調。自衛隊体制の強化に関する報告も行われ、千歳地域の防衛体制の重要性が指摘された。
財政運営については、大型事業に伴う負担の増加が懸念され、市長は財源の確保を重視する姿勢を示した。特に商業振興においては、観光需要の増加を受け、外国人観光客への対応策が求められている。
千歳市では、地元商業の活性化にも力を入れており、第2期商業振興プランの策定が進められている。市長は、インバウンド対策が中心であることを強調した。
最後に、児童虐待防止に関する取り組みについても議論され、関係機関との連携強化が重要視された。子どもの未来を担う施策が強化される必要性が一同で確認された。