令和5年10月2日、千歳市議会の第3回定例会が開かれ、様々な重要な議題が討議された。
その中には、道路行政や観光・スポーツ行政に関する質問が含まれ、特に市内道路の整備状況についての議論が目立ちました。岩満順郎議員は、道路の安全や整備の必要性について強調し、多くの市民からの道路に関する相談が寄せられていると述べました。過去の整備計画に基づく進捗状況についても質問し、市長の横田氏がこれに対し、再整備を推進する方針を示しました。
横田市長は、令和4年度における市道の整備について、幹線および生活道路では給電式オーバーレイ方式やパッチング方式での修繕の進捗を報告しました。具体的には、幹線道路で約13%の進捗が見られたとのことです。また、冬期前の凹凸の補修が必要という現地報告もあり、パトロールや補修活動の現状も含めた詳しい説明がありました。
観光・スポーツ行政については、特に地域資源を活かした事業推進が話題に上がりました。市内の観光資源として支笏湖の利用促進や、新型観光イベントの開催などが計画されています。新千歳空港を拠点にした地域観光に対しても、さらなる取り組みの展望が示されました。
また、岡本副議長が述べたように、支笏湖周辺でのブルーキャンプも成功を収め、市民との交流会が多くの市民に満足をもたらしたことが評価されています。
さらに、第7期総合計画を通じた目指す都市像についても議論がされ、特にラピダス社の進出による人口増加への期待が集まりました。市が目指す10万人町の実現については、計画的な住宅地の拡充が求められていると言います。
最後に、今後の課題としましては、空港開港100周年を機に、さらなる市街整備が提案されており、早急な整備計画の確定が求められています。横田市長は、今後も市民の意見を重視し、様々な施策を検討していく考えを示しました。