千歳市は、令和2年第2回臨時会において、九州の豪雨災害についての懸念を表明した。
山口市長は、被災者へのお見舞いの意を示し、早期復興を願った。
さらに、千歳市の人口が9万8,000人に達したことを喜ばしいニュースとして取り上げ、今後の10万人都市を目指す取り組みを強調した。
新型コロナウイルス感染症に関しては、6月から感染者が増加している状況を受け、感染防止対策として、千歳市ロードマップを作成したことを説明した。
市は、感染拡大を防ぐために、PCR検査センターを開設し、交通機関への抗ウイルス加工に対する補助金を支出する方針を示した。
また、議案第1号として、令和2年度千歳市一般会計補正予算が提案された。
この補正予算には、合計11億4,191万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額は652億9,443万2,000円に達する見込みである。
新型コロナウイルスへの対応として、新生児を対象とした特別給付金として、約8,386万8,000円が計上されている。
この施策は、国の特別定額給付金の対象外となった新生児を支援するもので、対象者は9月以降に申請を受け付ける。
さらに、ちとせスーパープレミアム付商品券の発行事業についても言及した。
この商品券は、プレミアム率が50%を設定し、8月から準備を開始、11月から販売される予定である。
市民への周知を強化し、市内経済の活性化を図る考えだ。
討論では、香月議員が新型コロナ対策に対する評価を示しつつ、施策実施後の効果に関する質疑を行った。
特に、プレミアム商品券に対する期待感を示した。
山口市長は、今後も市民の声に耳を傾けながら、施策の充実を図っていく姿勢を強調した。
また、将来的な感染拡大への備えとして、基本的な生活態度の重要性を訴えた。
最後に、議会は議案を原案通り可決し、次回の臨時会に向けた準備が開始される。