令和元年第4回定例会が12月13日に開催され、多くの議案や決議が審議された。
特に、地方に根ざした重要な案件が多数挙げられ、議会は市民生活への影響を重視している。
まず、議案第14号の「固定資産評価審査委員会委員の選任」については、河野宏之氏が後任として選任されることが決定された。
この決定は、固定資産評価の公正を確保し、市内の資産取り扱いを適正に行うためのものである。
また、決議案第1号として姉妹都市アンカレジ市との交流を促進する提案があり、これは50周年を迎える姉妹都市提携が背景にある。
提案者の末村議員は、「両市の相互理解を深め、友好関係のさらなる発展を期待する」と熱弁した。
この決議は多くの議員から賛成を得て、原案通り決定された。
一方で、JR長都駅のプラットホームの幅員拡張に関する決議案第2号も提出された。
松倉議員は、「周辺地域の人口が増加し、安全な通行を確保する必要がある」と指摘し、利用者の安全確保を求める声が多数上がった。
このように、千歳市議会では市民生活の向上を図るため、活発な議論と決定がなされている。
また、意見案も2件提出され、「あおり運転」の厳罰化や大規模自然災害からの復旧に向けた対策の強化が求められた。
市長の山口氏は、各議案の審議に感謝し、「市政運営において、これらの意見を生かす」と挨拶した。
今回の定例会では、市民の生活を第一に考えた議論がなされ、議会はその運営を支える姿勢を示していた。