令和4年第1回千歳市定例会が無事に閉会した。
議会では、予算特別委員長や各常任委員長から、令和4年度の一般会計予算や特別会計予算に関する報告が行われた。松倉予算特別委員長は、次年度の予算案が原案の通り可決されるべきとの決定に至ったことを報告した。これにより、本市の様々な施策が推進される見込みである。
さらに、澤田総務部長は令和3年度一般会計補正予算についても詳しく説明を行った。この補正予算は、特に除排雪費用として追加されることが求められていた。令和3年度は記録的な降雪に見舞われ、市内の交通に影響を及ぼしたことから、特別な対応が必要とされている。
また、山口市長は新型コロナウイルス感染症およびその影響による市内経済の支援策についても言及した。新たな中小企業支援の枠組みとして、信用保証料を助成する制度を設けることが提案され、早急な実施が求められている。
さらに、議会ではシルバー人材センターへの支援を求める意見書が可決された。これは高齢者雇用の促進だけでなく、地域の人材育成にもつながる重要な施策である。
議題としてあがった監査委員の選任についても、澤田徹氏の選任が可決された。新監査委員は、令和4年度を見据え、しっかりと職務を全うする意向を示している。この背景には、過去の監査の実施において透明性向上や効率化が求められたことがあると考えられる。