令和4年第3回千歳市議会定例会が閉会した。
会議では、令和3年度の各会計決算や規則案が審議され、最終的に全ての議案が可決される結果となった。
この定例会では、報告が11件、認定が10件、議案が11件提出され、慎重な審議を経て可決された。
議案第12号の千歳市議会会議規則の一部改正について、提案者である山口議員は「多様な人材の参画を考慮した議会活動の促進が目的」と述べ、改正内容について説明を行った。
改正は欠席事由を「事故」から「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に変更するもので、議会活動の柔軟性を高める狙いがある。
また、仲山決算特別副委員長が13件の決算報告を行い、いずれも原案通りの認定が支持されたことが強調された。
一方、意見案に関しても、JR長都駅前の交番設置や国土強靱化に関わる道路整備、衆議院議員小選挙区の区割り改定を求める意見案が可決されている。
山口市長は閉会にあたり、これまでの議会活動の成果に感謝の意を表し、長引く新型コロナウイルスや物価高騰への対策についても言及した。