令和元年の第2回定例会が6月19日に開会し、議会の会期が本日から6月28日までの10日間に設定された。
この日の主要な議題には、契約の締結に関する議案が複数含まれている。まず、議案第21号では第2豊岡団地建替(2-A)新築工事の契約を締結することが提案され、契約金額は8億9千9百80万円とされている。契約相手は、橋本川島コーポレーション、吉宮建設株式会社、菅原組、そして多東組から構成される共同企業体であると説明された。
また、議案第22号では、平成大橋新設工事に関する契約が提案され、契約金額は2億7千324万円である。この契約は生駒組など3社からなる共同企業体と結ばれる予定だ。
続いて、議案第23号では、東栄小学校の増改築工事に関連する契約が提案されており、契約金額は10億6千425万円に設定されている。この契約についても、4社の共同企業体が相手となると述べられている。また、議案第24号は同校のさらに別の増改築工事の契約についてであり、契約金額は9億2千950万円である。
議会で発表された各種の契約について、出席議員からの質疑は行われず、すべて原案通りの可決が認められた。
さらに、会期中には令和元年度のさまざまな補正予算についても通告されている。特に、一般会計補正予算については、歳入歳出ともに5億8千354万7千円を追加するという内容であり、主に総務費や民生費などさまざまなページに分かれて詳細が明示されている。
また、福祉や教育関連の条例改正も行われ、子育て支援の強化や地域活動を支える措置が盛り込まれている。市民生活部の和田英邦部長は「地域活動センターをこの新たな条例の基盤により強化し、市民へのサービス向上に努める」と発言している。
定例会は6月20日から23日までの間、議案調査等のための休会を決定し、次回は6月24日に再開される予定だ。最終的には住民福祉に寄与するための条例や予算が、迅速に議決・施行されることが期待されている。