令和4年第2回臨時会が、旭川市議会にて開催された。
主な議題は、各種補正予算や条例の改正、さらに副市長の選任に関するものである。
会は定刻の午前10時01分に開会し、出席議員は32名であった。会期は本日1日と決定し、続けて議案の審議が開始される。最初に議案第1号である、令和4年度の一般会計補正予算が提案された。
熊谷好規総合政策部長は、3億4千1万1千円を追加し、予算総額を1千661億5千1万1千円にすることを説明した。具体的には、新型コロナウイルス感染症対策や教育費の補修に必要な予算を盛り込んだ。質疑はなく、原案が可決された。
次に、議案第2号として国民健康保険事業特別会計の補正予算が提案され、744万6千円の増額が説明された。この補正予算も原案通り可決された。
議案第3号、税条例等の改正については、特定配当や住宅借入金特別税額控除に関する規定が見直される。また、議案第4号では都市計画税に関連する規定の整備が行われると述べられ、こちらも可決。
議案第5号、国民健康保険条例の改正も、賦課限度額の引き上げを含めた内容で伝えられ、同様に可決された。続いて、議案第6号の介護保険条例の改正も可決されたが、これはコロナ関連の減免申請特例を含むものであった。
議案第7号では、今津寛介市長が菅野直行氏の副市長就任を議会に求め、議会からの同意を得ることができた。菅野氏は過去にさまざまな部門を歴任しており、豊富な経験が評価されている。菅野氏は意気込みを語り、市民や議員との協力を呼びかけた。
その後、専決処分の報告が行われたが、大きな問題は報告されず、終了。同様に、請願・陳情議案についても、不採択および閉会中の継続審査付託について議論されたが、こちらも異議なく決定された。
全ての議事が終了した後、午前10時29分に閉会の運びとなった。今後の市政において、さまざまな施策の実行が期待される。