令和3年第4回旭川市議会は、12月8日の会議で様々な問題について議論を行った。特に注目を集めたのは、いじめ問題や市立大学の今後である。
いじめ問題について、甲高い声が上がっているのは、昨年何が起きたのか、どのように調査が行われているのかということである。
教育長の黒蕨氏は、11月までに13回の全体会議を開催し、関係者への聞き取り調査を行う意向を示しているが、調査の進捗に対する世間の期待が高い中、改善が求められた。
また、旭川市立大学の公立化に伴い、地域枠の設定についても話題となった。副市長は、周辺町の高校生を対象にした枠を設ける考えを示し、新しい大学名については、来年の準備委員会での意見を踏まえて決定するとした。
今後は、バリアフリーの充実が求められ、特に市立大学の施設においては、さらなる配慮が期待される。これに対し、教育長は調査報告を迅速に進め、いじめの認知に関する事実を重視すべきという考えを述べた。
トリプル選挙の結果や市営住宅の見直し、バス料金助成事業についても、各議員から多くの質問が寄せられた。特に高齢者バス料金助成事業については、継続の必要性が強調され、費用の見直しも検討されている。