令和5年5月23日に開催された第2回臨時会では、複数の重要事項が議論された。
中でも、令和5年度旭川市一般会計補正予算が承認されています。熊谷好規総合政策部長は、補正予算額として22億5千744万1千円を追加し、総額を1千718億9千790万7千円にする旨を説明しました。特に、物価高騰支援として、21億9千421万4千円が予定されています。
さらに、株式会社旭川振興公社の株主総会における議決権行使についても話し合われ、和田英邦総務部長が役員選任の必要性に言及しました。こちらも原案通り可決されました。
専決処分に関する報告では、庁用車の交通事故及び消防団施設での雪落下による損害に関する経費が説明されました。いずれも報告済みだと確認されています。
審議の中心は、旭川市監査委員の選任についてもあり、今津寛介市長は、石川厚子氏と高見一典氏を新たな監査委員に選任する提案を行い、両氏はその後、挨拶を通じて監査委員としての決意を示しました。特に高見氏は、議会からの信任への感謝と、コロナ対策費を含む一般会計の重要性を強調しました。
また、特定事件の閉会中継続調査付託についても承認され、複数の常任委員会が関与することとなりました。これにより、市民の意見を反映した綿密な調査が期待されています。
以上の内容から、旭川市議会は市民の声に寄り添った議論が進められていることが伺えます。今後の動きに注目です。