令和元年の旭川市議会第2回臨時会が開催され、各議案が原案通り可決される。
本会議では、全11件の議事が行われ、特に一般会計補正予算や介護保険事業特別会計補正予算の可決が重要な議題として扱われた。
まず、議案第1号の「令和元年度旭川市一般会計補正予算について」について、佐藤幸輝総合政策部長が提案を行った。歳入減額を含むこの補正では、歳出を3億881万9000円追加し、総額を1591億9000万3679円にする。
また、議案第2号の「令和元年度旭川市介護保険事業特別会計補正予算」も可決された。こちらは、保険料を2億876万9000円減額し、繰入金を同額で補填する内容である。
その後、議案第3号から第7号までの法改正や条例の制定も行われた。特に「旭川市火災予防条例の一部改正」に関しては、吉野良一消防長が説明を行い、設置免除規定の追加が確認された。
そして、議案第8号の「株式会社旭川振興公社の株主総会における議決権の行使について」では、議決権を行使するための同意が得られた。
さらに、議案第9号では監査委員の選任が行われ、福居秀雄氏と中川明雄氏の後任として松田宏氏と門間節子氏が選任された。市長の西川将人が両氏の豊かな識見と適任であることを強調した。新たに就任した二人は、今後の市政に貢献することを約束した。
最後に、特定事件や請願・陳情議案についての継続調査や審査も確認された。これをもって、第2回臨時会は全ての議件を終了し、閉会となった。