令和5年9月22日に開催された旭川市議会では、旭川市立大学に関する新学部の名称などが取り上げられた。一般質問では、上野和幸議員が旭川市立大学の新学部の基本計画について尋ね、「附帯決議に沿った形であるのか」と質問。熊谷好規総合政策部長は、「地域を牽引できる人材の養成と考え方が反映されている」と述べた。また、大学の自主性も重視されるべきとの認識を示した。
引き続き、新型コロナウイルスについても議論が展開された。上野議員は、「昨年の状況と比較して、現在の感染状況はどうか」と質問。長谷川伸一新型コロナウイルス感染症対策担当部長は、感染者数の動向について説明し、「8月には陽性者数が20人を超える日もあった」と明らかにした。文中では、年代別の感染者数動向も伝え、特に高齢者施設でのクラスターの発生を挙げた。
また、新たな道の駅設置の検討に関して、道の駅あさひかわの関与も紹介された。三宮元樹経済部長は、新たな道の駅が必要とされる理由には市民ニーズがあるとし、道の駅の登録要件についても説明した。具体的には、利用者の期待にこたえるために、利便性の高い施設を整備する必要性を強調した。さらに、先日実施したアンケートでは、食事や購入施設が求められ、多くの市民が道の駅を利用したいと希望している事が示された。
これらの議論を受けて、旭川市は、さまざまな施策を通じて市民の安全・健康を守り、地域振興に寄与することを目指している。来るべき課題に応じた柔軟な対応を進めることが求められる。