令和元年9月13日、旭川市議会第3回定例会が開かれた。
本会議では、様々な議案が提出され、議論が行われた。
まず、「令和元年度旭川市一般会計補正予算について」の議案が賛成多数で可決された。
議案第1号として提出されたこの予算は、債務負担行為の追加が含まれており、放課後児童クラブ運営業務の民間委託に関連しています。
日本共産党の石川厚子議員は、反対の立場からの意見を述べた。
彼女は、補正予算に計上された債務負担行為の内容について懸念を示した。「資料の多くが提出困難」と指摘し、責任を持った検討が必要であると強調した。
また、土地の無償貸付けや特定地方管理空港の運営者指定に対しても反対の意見を表明した。
一方で、議案第11号の会計年度任用職員の給与に関する条例の制定については賛成の立場を取り、非正規職員の処遇改善を求める姿勢を示した。
実際には、約700名の臨時職員と1200名の嘱託職員がいるが、今後は適正な処遇が必要との意見も出た。
さらに、旭山動物園の入園料改定についても独自の議論が展開された。
上村議員は、社会教育施設である動物園への入園料算定の考え方に疑問を呈した。市民と一般入園者で負担が異なるその算定方法の適正性も問われることがあった。
今回は、市民文化会館や大雪クリスタルホールの使用料改定も議題に上がった。
中村議員は、料金改定への疑問を示し、今後の再検討を求めた。
このように、各議員の意見が交わされ、様々な議案の審議が進行した。
最後に、附帯決議案も可決され、議会は9月14日から17日までの休会を決定した。
次回開催は9月18日、午前10時からとなっている。