令和3年の第1回定例会が2月25日に開催された。
議論の中心は、令和2年度の各会計補正予算についてであり、議案第1号から第15号までが原案通り可決された。
付託された特別委員会の副委員長である塩尻英明議員が、議案の審査結果について報告した。
この委員会は2月19日から24日までの間に3回開催され、理事者から必要な資料を求めて質疑が行われた。
全ての議案については全会一致で可決されたことが伝えられた。
具体的には、令和2年度の旭川市一般会計補正予算として1億9千876万円を追加する内容である。
これは雪かき費用に充てるためのもので、予算総額は2千78億1千423万円に増える。
市ではこの補正予算が必要である理由を説明し、審議に対する理解を求めている。
事務的には、報告第1号から報告第3号までの専決処分に関する内容が続けて議論されたが、特段の質疑はなく、流れるように次に進んだ。
議長の安田佳正氏は、会議の円滑な進行を確保し、議員たちの協力を求めた。
特にコロナ禍においては、迅速な対応が求められる中で、各種予算の可決が市民生活を支えることとなる。
この会議は、旭川市の重要な財政運営に関わる場であり、今後の施策に影響を与えそうだ。
追加で提案された事項や特別会計に関しても、議論が進むことが期待されている。
次回の会議も引き続き行われることが確認され、重要な予算委議論に市民からの注目も高まると予想される。