令和6年9月19日の旭川市議会では、重要な議題が多数取り上げられた。特に、オスプレイの旭川飛来と航空自衛隊の輸送機体験搭乗についての議論が注目を浴びた。
オスプレイが旭川に飛来した際、地区住民からの不安の声が多数寄せられた。市は、その飛来に際し、国への要請を行ったが、オスプレイの訓練の必要性を受け入れる姿勢も見え隠れした。市民の安全確保を求める声に対し、総合政策部長は、国が安全管理を徹底するよう協議していると述べた。これに対し、議員からは市が明確に飛来中止を求めていないことが問われた。
また、航空自衛隊の輸送機については、体験搭乗が行われ、多人数が参加した。その規模には驚くべきことに、小学生も含まれており、若者の自衛官志望を促す目的があることが強調された。これに対して市民が抱く不安感や安全性への懸念も踏まえなければならない。
さらに、補聴器購入費助成モデル事業についても議論が行われた。参加者318人の応募の中で、多くの市民が補聴器の助成を必要としている現状が浮き彫りになった。このニーズに応えるべく市は、今後も調査を進め、効果的な支援策を検討していく必要があるとした。この事業の参加者は、購入後の効果についてアンケートを通じてフィードバックし、施策をブラッシュアップするパイプラインがある。