令和元年第5回12月定例会が開催された。
本日は一般質問が行われ、議員たちが様々な懸案事項について質問し、議論を交わした。
最初の質問では、山根信行議員が医療機関の再編と統合に関する問題を取り上げた。
彼は、尾道市民病院と公立みつぎ総合病院の統合が議会で議論されているという噂を述べ、その信憑性を問うた。
「これから本格的に迎える高齢社会について、医療機関の確保が必要だ」と強調した。
山根議員は、厚生労働省が発表した地域医療構想の中で、再編が必要とされる病院のリストについても言及した。
さらには、地方公立病院が地域にとっていかに大切な存在であるかを述べた。
「特殊な、民間病院が少ない地域において、医療を提供する重要な役割が公立病院にはあります」と語った。
次に、村上隆一議員が国土強靱化に係る地域計画について質問。
彼は近年の災害を受け、本市における地域の強靱化の重要性を訴えた。「災害はどこでも起こるとの認識が重要」とし、計画作成の必要性を訴えた。
ihis"彼からの具体的な提案として、電気自動車の活用や、地域計画の策定を求めた。
市長はこれを受け、地域特性に応じた計画が必要であることを認識した。
そして、宮地寛行議員は教育行政の問題について、特に尾道市の教育委員会が進める小学校の統合計画に強い不満を示した。
3校の統合に関して、彼は保護者や地域との合意形成が不足していると指摘し、「教育委員会の前向きな計画が必要」と主張した。
また、特別警戒区域への児童の移転について、危険性を強調した。
「特別警戒区域への移転は子供たちにとって安全とは言えない」として、再考を求めた。
昼食を挟み、再開後には辞職勧告決議(案)についての討論が行われた。この決議案は、藤本友行議員が議会内での口論の末、相手にけがをさせたことを理由として提出された。
「議会の品位を失墜させ、議員としての資質に欠ける」との内容で、採決の結果、賛成多数で可決された。
結局、本日は、医療、地区計画、教育政策等、様々な重要議題について活発な議論が交わされた。