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尾道市、教育長任命と予算案が可決

令和2年第1回尾道市定例会で教育長任命や一般会計予算が可決。教育行政への厳しい意見が相次ぐ中、佐藤氏の再任が決まった。
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令和2年第1回の尾道市定例会が開催された。今回の会議では特に、教育委員会の教育長任命や一般会計予算が重要な議題として取り上げられた。

午前中の議題では、教育長の任命が焦点となった。平谷祐宏市長は、現在の教育長である佐藤昌弘氏に対して再任を求めることを説明した。市長は「佐藤氏は本市の教育に貢献してきた」と述べ、議会に同意を求めた。これに対し、「日本共産党議員団を代表して討論する」との三浦徹議員の発言が注目され、教育行政の実績を厳しく評価した。

三浦議員は「教育条件の整備に不十分な点が多くあり、特に少人数学級や特別支援教育の充実が進んでいない」と指摘。特に、学校給食が未だに解決していない問題として議会で可決された請願が進展しないことを強調した。また、中学校の統合計画に関しても強い反対意見を示し、「子供や保護者の願いを無視した行政運営には問題がある」と述べ、反対理由を示した。

一方、前田孝人議員も教育長再任に反対の立場を取った。「教育行政のトップとしての実績が乏しかった」と批判し、さらに教育委員会の閉塞感を指摘した。多くの議員が教育長の選任に関し意見を発表したが、最終的には議会は佐藤氏の任命同意を賛成多数で可決した。

次の議題は令和2年度の尾道市一般会計予算案であった。宇根本茂予算特別委員長は、予算案に対する委員会の審査結果を報告。様々な議論がありましたが、特に市税収入の減少といった厳しい市経済状況が浮き彫りになった。健全な財政運営に向けた取り組みを強化する必要性が強調され、おおむね賛同を得た上で可決された。

議会開催日
議会名令和2年第1回尾道市定例会
議事録
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