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尾道市議会が補正予算案を通過、新型コロナ対策を重視

尾道市議会は新型コロナ対策に重点を置いた補正予算案を通過させる。市民向け商品券の支給も決定。
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令和2年第4回尾道市議会臨時会が開催された。

本会議は、令和2年7月20日、午前10時に開会された。出席議員は26名で、会期は本日と翌日の2日間と決定した。

議事では、日程第1で会期の決定が行われ、異議はなく承認された。その後、日程第2として報告第26号と報告第27号の専決処分の報告がなされた。総務部長兼参事(庁舎整備担当)の山根広史氏は、損害賠償の処分内容について説明した。報告第26号では、教育委員会の職員による事故が発生し、損害賠償が11万4,664円となったと伝えた。続く報告第27号では、別の事故により9万7,020円の賠償が決定したと述べた。質疑応答はなく、報告は了承された。

次に日程第3として、議案第114号および議案第115号、令和2年度尾道市一般会計補正予算(第5号)と港湾事業特別会計補正予算(第2号)が上程された。市長の平谷祐宏氏は、新型コロナウイルス感染症に関連したさまざまな対策を強調した。その一環として、保育や教育機関に対する感染防止対策や、地域振興の商品券の支給などが挙げられた。また、港湾事業特別会計の補正予算の内容についても説明があり、感染拡大の影響を受けた事業者への支援が急務との意見が示された。

補正予算案では、一般会計に24億7,764万5,000円を追加の見込みが示され、同総額771億8,813万円に達する見込みである。一方、港湾事業特別会計についても282万円の減額を求めるといった財務的な調整努力が求めている。質疑はなく、議案は各委員会に付託されることになった。

議長の福原謙二氏は、会議の進行を管理しつつ、全ての日程を終え、午前10時16分に散会を宣言した。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、議会の運営と予算措置が重要視される事態となっている。

議会開催日
議会名令和2年第4回尾道市議会臨時会
議事録
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