令和5年第4回9月定例会が開催された本日、各議員から多様な質問が続出した。特に土堂小学校の統合計画に関する議論は熱を帯び、地域の声が強く反映される必要があるとの意見が多く聞かれた。
公明党の村上久美議員は、骨密度検診の実施を訴え、市民病院での新しい測定器の導入についても言及した。村上議員は、骨粗鬆症の検診受診率が全国平均5.3%に留まっている現状を憂慮し、尾道市として受診率向上のための取組を強化すべきと強調した。
また、教育長の宮本佳宏氏は、土堂小学校を含む学校の統廃合について説明し、地域の合意形成が重要であることを認識していると答弁した。しかし、地域の住民からは強い反対の声が上がっており、今後の議論が必要であると感じられた。
新型コロナウイルスに関連して、接種券配布やワクチンの副反応についても議論がなされ、市として国の方針に従っていることが確認された。市民から寄せられた懸念について、より一層の情報提供を求める声も上がった。