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尾道市、令和4年度決算認定に関する臨時会を開催

尾道市の令和5年第5回臨時会で、令和4年度の決算認定を行う。市債残高は約100億円減少。
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令和5年第5回尾道市議会臨時会が9月22日、午後1時30分から開催された。会期は本日の1日限りと決定した。主な議題は、令和4年度各会計における主要施策の成果を報告する内容であり、12件の決算認定議案についての審査が行われる。

まず、平谷祐宏市長は議事の冒頭、子どもたちの安全な教育環境の整備に向け取り組む意向を示した。また、合併から20周年を迎えることを踏まえ、財政健全化に向けた努力をしていることに触れ、「今回の決算は好調であり、例年に比べ市債残高が減少したことを報告した」と強調した。

続いて、一般会計の決算に関する説明が行われた。中山泰則企画財政部長によると、市税収入は前年度比で3億円増加し、固定資産税の軽減措置の影響を受けつつも、特定の交付金が減少傾向にあると述べた。歳入は653億2,815万円、歳出は643億7,683万円であることが報告された。

さらに、財政指標に関しても改善が見られるとし、将来負担比率の改善や実質公債費比率の低下を示し、財政状況の健全化が進んでいることを示した。また、コロナ対策や福祉施策、教育関連事業など、主要な施策の実施状況についても詳細に説明した。

議案に対する質疑が行われたが、議員からの質問はなかった。議長は、提案された決算特別委員会への付託案についても、異議がないことを確認し、継続審査に付すことが決定され、会期は終了した。

今回の臨時会では、合併後の地域の一体感の形成を意識しつつ、引き続き未来への資源を最大限活用する施策への取り組み方針が確認されることとなった。

議会開催日
議会名令和5年第5回尾道市議会臨時会
議事録
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