令和4年6月28日に行われた尾道市議会では、様々な議案が審議された。
特に注目されたのは、固定資産評価員の選任に関する議案である。
平谷祐宏市長は、資産税課長の退職に伴い、迫田哲夫氏の選任を求めた。
議会は異議なくこの選任に同意した。
また、令和4年度尾道市一般会計補正予算は、国や市の補助金を利用した多くの施策を盛り込んでおり、福原謙二総務経済委員長は、燃油補給施設改修事業や漁業用燃油価格高騰対策などに言及し、その概要を説明した。
議案は全会一致で可決され、盲目的な支援策が期待される。
さらに、教育スポーツ委員会からは、学校給食費の負担軽減に向けた補助金の提案がなされ、その効果を議論した。
委員は給食費の高騰に懸念を示し、保護者にとっての負担が軽減されるよう求めた。
その他の議案では、尾道市病院事業使用料及び手数料条例の改正が話題となり、岡野長寿議員は医療負担の増加を懸念し、議案に反対の意見を表明した。
彼は市民の生活を守る観点から、議案の見直しを提案した。
結局、全てのケア労働者賃上げを求める意見書案や、地方財政の強化に関する意見書案などが一括で可決された。