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尾道市議会、令和5年度予算案を可決

尾道市議会は令和5年度一般会計予算を可決し、新たな教育長の任命も決定。今後の施策に期待が高まる。
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令和5年第1回定例会が3月22日に開催され、様々な議案が審議された。教育委員会の教育長の任命に関する議案では、平谷祐宏市長が「佐藤昌弘氏の任期満了に伴い、宮本佳宏氏を新たな教育長に任命したい」と提案した。議会はこれに同意し、宮本氏が新たな教育長として正式に任命された。彼は挨拶の中で、自身の経験を生かし「尾道市の教育をさらに発展させ、信頼される教育行政を推進することに全力を尽くす」と述べた。

続いて、固定資産評価審査委員会の委員選任に関しても、平谷市長が現在の委員である島本誠三氏の再選任を求め、議会はこれも異議なく可決された。

人権擁護委員の候補者についても質疑が行われ、平谷市長は4名の候補者を推薦した。候補者の経歴が示され、議会からの賛同を求めた結果、これらも全て可決された。

議案第11号では、令和5年度尾道市一般会計予算が提案され、予算特別委員長の報告に基づき、予算全般の審査が実施された。委員からは「新年度予算のキャッチフレーズである『戻そう元気』には重点を置いた施策が必要であり、地域活性化に向けた取り組みが求められる」といった意見が出されていた。

岡野長寿議員は、一般会計予算案に関連し「市民の暮らしを支えるためには、もっと大胆な予算が必要である」と質疑を行った。特に少子化対策や生活道路に関する施策は不十分であるとの認識を示した。

また、コロナウイルスの影響で軽視されがちな市民生活に対する支援についても言及し、具体的な対策の必要性が指摘された。これに対し、平谷市長は「既存の施策を強化し、地域の状況を見極めたうえで改善を図りたい」と応じた。

最終的に、すべての議案は賛成多数で可決されたが、多くの議員からは市民からの要望に対し敏感に対応する姿勢が求められ、今後の行政対応への期待が高まった。地方自治体としての尾道市の役割や、賢明な予算の執行に向けた課題が改めて浮き彫りになった一日であった。

議会開催日
議会名令和5年第1回定例会
議事録
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