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尾道市議会、補正予算案と土堂小学校存続問題を審議

尾道市議会で補正予算案等が上程され、重要案件での議論が行われた。土堂小学校の存続については請願が不採択となった。
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令和3年6月29日に、尾道市議会において、各議案が上程され、重要な課題が議論された。

まず、議案第71号から第88号までの補正予算案が一括上程された。大阪市長 平谷 祐宏氏は、「尾道市の発展と市民生活の充実を図るため、非常に重要な予算です」と強調した。

続いて、総務経済委員長 福原 謙二氏は、消防自動車の入れ替えについて報告し、「導入する消防車両は、約15階建ての建物まで対応可能で、安全性を考えた選定です」と述べた。

介護保険や国民健康保険などの特別会計も安定した予算が確保される見込みで、市民生活への影響を踏まえた審議へと進んだ。福祉環境委員長 岡野斉也氏は、市営住宅の応募状況や新型コロナウイルス感染症対策についても触れ、「市は常に10戸の市営住宅を確保しており、急必要な住宅に対応できる体制を整えています」と発表した。

土堂小学校の存続についての請願においては、議員から賛否の意見が交わされ、青嵐会の宮地 寛行氏は「市の中心部にある土堂小学校の存在意義を考えても、存続に向けた施策が求められます」と述べる一方、反対意見も出された。議決の結果、請願は不採択となった。

その後の意見書案において、山戸 重治氏は、「地方財政の充実については、コロナ禍の影響を受けた新たな行政需要を正確に把握し、適切な財源確保が必要だ」と強い要望を示した。

最後に、各議案は全会一致で可決され、議会は閉会に至った。これにより、尾道市の今後の発展に向けた予算や施策が具体化する見通しが立った。

議会開催日
議会名令和3年第2回尾道市議会定例会
議事録
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