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尾道市議会、令和3年度一般会計補正予算や人権擁護委員を承認

尾道市議会は令和3年度一般会計補正予算を可決し、人権擁護委員候補を推薦した。
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令和3年12月21日、尾道市では第6回定例会が開催され、重要な議案が多く上程された。

特に注目を集めたのは、議案第148号の固定資産評価審査委員会の委員選任および議案第149号の人権擁護委員の候補者推薦であった。平谷祐宏市長は「高橋司氏を固定資産評価審査委員に再選任したい」と提案し、その根拠を述べた。また、同じく平谷市長は「吉原敬子氏を人権擁護委員に推薦したい」とし、その適性を強調した。

質疑はそれぞれ行われなかったものの、両案ともに異議なく採決され、同意を得られた。

次に、令和3年度尾道市一般会計補正予算に関する議案が一括上程され、多くの議員から質疑が行われた。特に、議案第140号に関連して、固定資産税の課税免除の期間が法人だけでなく、個人にも適用されるか問う声もあった。理事者は青色申告者が対象で、個人にも適用されるとの回答を提供した。

さらに、議案第144号では、千光寺山ロープウエーの乗車券値上げに関する質疑があり、改定の理由として新しい視点場や展望台の整備を挙げた。この改定により、約4,800万円の増収が見込まれているとの見解が示された。

福祉環境委員長の岡野斉也氏は、児童虐待やDV対策に関する支援事業の重要性を述べ、新型コロナウイルス対策としての各種施策についても言及した。また、子育て世帯への特別給付金の給付条件等についても、年内に申請書を発送し、年明けから手続きを進める方針が示された。

加えて、会議では定期接種を逃した女性に対するHPVワクチン接種の確保、及び生活割引の要望に関する意見書が一括上程され、全て議員が賛成する形で可決された。これらの事案に対しては、市民生活の安全や健康を守るために早急な対応が求められている。

尾道市は、これらの議案を通じて市民に寄り添った施策を進め、地域の発展へとつなげていく意向を示した。

議会開催日
議会名令和3年12月第6回尾道市定例会
議事録
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