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尾道市議会、物価高騰対策含む補正予算を可決

尾道市議会が物価高騰対策を盛り込んだ令和4年度一般会計補正予算を全会一致で可決。
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令和4年第6回10月臨時会が尾道市で開催された。出席議員は25名で、会期は本日のみと決定した。

議事では、報告第38号と報告第39号の専決処分について一括上程され、総務部長の小玉高嘉氏が説明した。両報告は、職員による交通事故に対する損害賠償の額定めに関するもので、報告第38号は6万1,974円、報告第39号は4万5,331円である。

続いて、日程第3では報告第40号が審議された。これも小玉部長からの説明があり、尾道市立学校で発生した事故に関する訴訟の和解についてであり、本市が原告に120万円を支払う合意が得られたことを報告した。質疑は認められず、承認が得られた。

野田市長は、議案第121号令和4年度尾道市一般会計補正予算(第4号)について提案し、新型コロナウイルスや物価高の影響に対応する施策を説明した。特に、低所得者世帯への支援金や、18歳以下の子供への応援給付金について強調した。

市は約2万700世帯に1世帯当たり5万円を給付し、さらに18歳以下の年間支援金について説明した。教育分野では、学校給食無償化といった施策を提言する声が上がった。岡野長寿議員は、商工費の少なさに触れ、全事業者を対象とした支援の必要性を訴えた。

これに対し、市は事業者への支援策を講じる意向を示したが、岡野議員は、具体的にどのような支援が行われるか確認した。また、個人事業主への経済的支援を求める意見も出された。市長と部長たちは市としての支援策を引き続き協議し、実施していく方針を示した。

いずれにせよ、この臨時会では急を要する経済対策が議論され、全会一致で予算案が可決された。尾道市としての生活保障や経済支援の動きは、今後も注視されることとなる。

議会開催日
議会名令和4年第6回尾道市議会臨時会
議事録
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