令和4年第4回12月定例会において、東広島市のさまざまな施策についての質問が行われた。特に、(仮称)八本松スマートインターチェンジの進捗状況に関する議論が注目された。市長は、インターチェンジの工事は順調に進んでおり、用地取得を行った後、令和5年度から工事に着手する予定であると説明した。
また、アクセス道路となる県道東広島向原線の改良整備についても言及。広島県と連携し、正力南交差点から磯松中学校前交差点を経由する約0.6キロメートルの区間について、線形改良や右折レーンの整備が進められている。
続いて、地域別計画の進捗状況についても質問があった。地域別アクションプログラムの作成により、地域住民の声を反映するための仕組みが整備されているとされ、市の取り組みが強調された。市長は、地域の特性に応じた施策を今後も推進する姿勢を示し、地域コミュニティの活性化に期待感を示した。
人権啓発に関しては、今年度の人権フェスティバルに重点を置いた取り組みが行われており、多くの市民が参加した。この取り組みを通じて、人権意識を高めるおうな努力が続けられている。市は、今後も人権に関する理解促進を図るための啓発活動を強化する方針を明らかにした。
最後に、公立高校入試の制度変更についても言及され、自己表現の重要性が強調された。教育長はこの制度変更に沿った取り組みを進めていることを報告し、子どもたちの自己表現能力を育成するためにさまざまな活動を展開していることを説明した。これにより進路選択に頼る学力を身に付けるための具体的な指導が行われている。
会議全体を通して、地域の発展や教育の質向上、人権意識の醸成に向けた具体的な施策が検討され、効果的な実施が望まれていることが伺えた。今後、これらの計画について期待される進展に注目が集まる。