令和3年10月18日に行われた東広島市の全員協議会では、重要な議題が数多く取り上げられた。
主な内容として「ひがしひろしま環境フェア2021」と「保護犬猫を迎えよう(犬猫譲渡会)」の開催に関する報告があり、必見の要素が強い。
生活環境部の弓場部長が説明したところによると、環境フェアは10月24日に開催予定で、名目は「健全で恵み豊かな環境の維持」に焦点を当てている。市民や事業者との協力を通じて、環境保護への意識を高める機会が提供される。
開催日は具体的に10月24日の日曜日であり、場所は西条中央公園グラウンドとなる。出展企業は21社で、モバイルミュージアムやペレットストーブの展示などが用意されており、多彩なプログラムが展開される見込みだ。特に、今回のフェアでは新型コロナウイルス感染予防のため、飲食やステージイベントを取りやめることにした。
さらに、当日は「プロギング」という新しいスポーツを体験することもでき、これはゴミ拾いとジョギングを合わせた活動として注目されている。エコ啓発とともに体力増進の機会ともなりそうだ。
次に紹介された犬猫譲渡会は、動物愛護と適正飼養の普及を促すもので、こちらも24日に同じく西条中央公園で開催される。今回の開催は、実に13回目となり、市内のボランティア団体と共催で行われる。他の報告事項として、感染症防止対策も万全にすることが確認され、動物に関する啓発活動や授業も行われる。
また、議会内では中川議員が第11次東広島市交通安全計画について質問し、安全対策の強化を求めた。この要望に対して藤野危機管理担当理事は、事故防止策を様々な視点で進めていると述べ、さらなる対策が必要であると認めた。現場の状況に目を向け、広範的な事故防止を目指す姿勢が見られた。
議論の中で交通安全の重要性が強調され、事故件数が減少していることに評価もあったが、未だ改善が必要な状況があるとの認識も共有された。市全体の安全対策を強化し、市民の安心感を高めるための活動が求められている。