令和元年第3回東広島市議会定例会が開会した。
令和元年8月30日、東広島市議会では、議案48件が一括して議題となった。
議長の乗越耕司氏は、出席議員30名で定足数に達したことを報告した。
市長高垣廣徳氏は、議会の開始にあたり挨拶を行った。
高垣市長は、まず浄化センターから放流された水質に関して謝罪した。左岸地区において基準値を超える水質汚濁が観測されたことが影響を及ぼしたという。
さらに市長は、同問題に関する対策を講じている旨を発表した。\n今後も状況を注視しつつ、最善策を模索するとし、再発防止に向け努力を継続する意向を示した。
また、8月21日に起きた消防署長の強制わいせつ未遂容疑に逮捕された件についても触れた。
高垣氏は「信頼に応える行動が求められる」とし、関係者への謝罪も行った。全職員が信頼回復に努める方針を堅持するとのことである。
さらに、議案内容についても言及された。日程第1として会議録署名議員を指名し、第2日程で会期を9月19日までの21日間に設定することが決定した。
今後、会期中には、固定資産評価審査委員会の委員選任同意案や予算に関する重要議案が審査にかけられる予定である。特に、議案第191号の一般会計補正予算には、新電力会社設立に必要な出資金が含まれており、これを含む6件の予算関係議案が提案されている。\n
高垣市長はまた、令和元年度の各種補正予算における歳入の詳細を説明した。これは、地域本位の政策実行を進めるものであるとの理解を求めた。