令和3年第2回東広島市議会定例会が開催され、議題が次々と審議された。
会議は6月25日、東広島市議会議場で行われ、29名の議員が出席した。
議長の石原賢治氏は会議の冒頭、会議録署名議員として11番坪井浩一議員、12番大道博夫議員、13番玉川雅彦議員を指名。続いて日程は、「常任委員会の選任」「議会運営委員会の選任」と続く。
常任委員会については、総務委員会に岩崎和仁議員、大道博夫議員など7名、文教厚生委員会に坂元百合子議員、牛尾容子議員など7名、市民経済委員会に鈴木英士議員、中川修議員など7名を選任することで、全て異議なしと認められた。
その後、広島中央環境衛生組合議会議員と広島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について発表された。
議長が指名推選による選挙の方法を提案し、これも異議なしで受け入れられた。それに続き、選出された候補者が議会において確認された。
また、広報広聴委員会の選任も行われ、片山貴志議員など10名が選任された。
新たに提出された議案としては、監査委員の選任の同意についても審議された。これは、加藤祥一氏の辞職に伴う後任選任となり、総務部長の梶永里美氏が説明を担当。
議会規則に基づき、委員会への付託を省略し、質疑後には討論が行われたが、賛成・反対ともに発言はなく、賛成多数で承認された。
最後に、日程第8として、議会の閉会中における所管事項の審査についても無事に決議。
市長の高垣廣徳氏が閉会に際して挨拶を行い、「広島大学の法学部移転」が地域活性化の一環であると述べた。引き続き、新型コロナウイルス対策や災害への注意も促された。