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東広島市議会、固定資産評価審査委員会委員選任など10件を可決

令和元年第3回東広島市議会定例会で、固定資産評価審査委員会委員選任や一般会計補正予算など10件が可決。
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令和元年第3回9月定例会が令和元年9月18日に東広島市議会で開催された。

本日の議題には、固定資産評価審査委員会委員の選任や財産の取得、請負契約の締結についての議案が含まれている。

議案の中でも特に注目を集めたのは、議案第154号で、東広島消防署東分署に配備する高規格救急自動車の購入計画である。この購入には、3,196万6,000円が計上されており、委員会での質疑の中で、「一般競争入札で一社のみが応札し、落札率は92%であった」との説明がなされた。

さらに、道の駅整備事業の請負契約を8億7,230万円で締結する議案第172号も議論された。多くの議員からプロポーザル参加者の数や、契約方式の選定理由について質問があり、この質問には「デザインから施工までの一体的な管理ができることを重視した」との回答があった。

また、職員の給与に関する条例の改正についても詳細な議論がなされた。財務部長は、「条例改正により4.3億円の増額を見込んでおり、対象となる職員は1,950人になる」と説明した。この改正は、地方公務員法の改正による新たな雇用形態に適合させることを目的としている。

加えて、一般会計補正予算に関する議案第191号も審議された。この補正予算では、歳入が83億1,836万5,000円に達すると見込まれており、主な予算の内訳には、災害復旧関連や地域新電力株式会社設立に伴う出資金が含まれる。

なお、本会議における自由討議では、「自主防災組織育成事業の改善」として、地域住民の参画を促す意見が出されるなど、地域防災の重要性が指摘された。議員たちの間には、地域に即した福祉対策と市の取り組み強化が必要だとの共通理解があったとされる。

全ての案件は原案通り可決され、今後の実施について議会として強固な施策が求められることが期待されている。本定例会では、合意形成を重視した温度感ある議論がなされ、市民の信頼を回復し、安心できるまちづくりに向けて次なる一歩を踏み出すことが確認された。

議会開催日
議会名令和元年第3回東広島市議会定例会
議事録
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