令和5年第1回東広島市議会臨時会が本日、5月10日に開会された。
出席議員は30名であり、臨時議長の石原賢治氏が開会の挨拶を行った後、高垣廣徳市長が招集に際し挨拶を行った。
まず高垣市長は、激しい選挙戦を経て選出された議員への祝辞を贈り、今後4年間の市政運営における期待を述べた。
市長は、令和2年に策定された第五次総合計画に基づく施策を紹介し、特に新型コロナウイルス感染症への対応について言及した。
これは、感染症法の位置づけが変更されたことを受けてのもので、経済活動の活性化が見込まれると議会内で強調した。
高垣市長は、政府の全国的な施策との連携による地域振興の重要性や、今回のG7広島サミットの開催に関連する背景も述べ、地域の魅力を発信し、持続可能な経済活動へとつなげる取り組みの重要性を訴えた。
会議では、議長の選挙が行われ、議員の奥谷求氏が新議長に選出された。
奥谷氏は、選出後の挨拶で、議会の政策機能の強化と情報発信力の向上が重要であるとし、市民との信頼関係の構築を目指す旨を強調した。
その後、岩崎和仁氏が副議長に選出され、議長と共に議会の運営を担うことになった。
また、会期は本日より5月12日までの3日間と決定され、本日の議題が円滑に進行したことが報告された。