令和3年6月24日、全員協議会が開催され、議長立候補者からの所信表明が行われた。
この会議において、まず大道副議長が開会の挨拶を行った。議長選挙実施に際し、立候補者は全員協議会で所信を表明すると述べた。
立候補の意思を示したのは石原議員で、彼は新型コロナウイルスの影響を強調し、執行部と共にこの課題に取り組む必要があるとの認識を示した。議会改革にも力を注ぎ、市民の意見を反映しながら、議会活動の透明性を高めていくことが求められると語った。
石原議員は、議会の一体感を重視し、分かれた意見の中でも市長の施策をしっかりとチェックし提案活動に努めたいと決意を述べた。彼の経歴や議運の委員長としての経験も考慮し、改革に向けた具体的な計画が必要であると言明した。
また、石原議員は議長としての役割を十分に果たすため、公平性の確保も不可欠であると強調した。市民クラブから一歩引き、公共性を意識した議会の運営に尽力する意向も示された。議会事務局の充実や、議員活動における支援についても触れ、さらなる体制の強化を訴えた。
冒頭の発言から結びにかけて、全員の意見を尊重しながら、今後の議会活動を進めるという決意が伝えられた。会議はその後、議長選挙の実施に関する運営委員会への移行が告げられ、円滑に終了した。