令和5年2月28日、東広島市議会は第1回定例会を開催した。
この会議では、28名の出席議員によって重要な議案が多数可決された。特に、東広島市の個人情報保護や情報公開に関する条例が新たに制定されたことが注目される。市長の高垣廣徳氏は、これによって市民の信頼を得ることができると強調。
また、広島市と東広島市との連携協約に関する変更も議題に上がり、予定より増加した研修機会の活用が期待されている。
同時に、監査委員の選任や、農業委員会の委員についても同意が得られた。この中で、佐藤氏は「新規恒久的支援の必要性」を訴えた。また、児童福祉に対する対応も重要なテーマとなり、第2期子ども・子育て支援事業計画の見直しに関する議案が提出されている。
また、特に気になる点として、請願第1号が審議された。これは学校給食の無償化を求めるものであり、この問題では賛成と反対の意見が衝突。賛成派は、全国的に給食の無償化が進展している中で、東広島市もそれに追随すべきだと主張。しかし、反対派は予算や公平性の観点から厳しい意見を提出。結果として、請願は不採択となった。
会議は多くの重要な議題により盛り上がり、全会一致で原案が可決される場面が見られた。特に、新年度予算や各種条例案の制定が速やかに進み、地域の発展に寄与することが期待されている。
特に、水道事業を巡る動向も注目され、東広島市水道事業の統合に関する条例が可決されるなど、今後の対応に市民の関心が集まっている。