令和元年第3回9月定例会では、主に防災・減災対策や地域の発展に向けた様々な計画について議論が交わされた。特に高屋地区の複合施設建設が焦点に。高屋地区では地域の高齢化が進んでおり、交流の場が求められており、地域センターが老朽化しているため、新しい施設の建設が急務とされている。市長はこの施設の整備に関して前向きな姿勢を示しているが、実際に進展が見られないとの批判もあり、具体的な候補地選定が必要との意見が相次いだ。
また、高齢者の運転安全対策についても取り上げられ、最近の統計から、依然として多くの高齢者が交通事故に関与している実態が示された。このため、市は今後も高齢者による交通事故防止のため、教育や支援を強化する必要がある。特に、運転免許の自主返納を促すための割引制度や支援措置の拡充が求められる。
次に、子どもの貧困対策が議論され、保育無償化に伴う給食費の負担が新たな問題として浮上。家庭への経済的影響を緩和するため、さらなる支援が必要であるとの意見が大勢を占めた。市はこれに関して成長支援のための積極的な取り組みが求められている。
ごみ行政についても厳しい意見があり、ごみ袋の価格引き下げ要望が市民からあがった。これに投稿するとともに、公用車へのドライブレコーダー設置は、交通安全対策の一環として導入が進んでいる。ただ、各種施策の迅速な実行が求められているのは明らかであり、特に問題が市民生活に直接影響する事案については、求められる対策を講じることが急務である。