令和2年8月21日、全員協議会が開催された。
本日議題には、令和2年度敬老事業及びぐるマルフェスタ・あいサポートフォーラム2020の開催内容が含まれている。
まず、敬老事業について、梶永健康福祉部長が実施概要を説明した。敬老金の贈呈があり、90歳及び100歳になる方に敬老金が贈呈される。市内に住む方が対象で、今年度は1,007人の見込みが示された。
100歳になる方には市長から褒状も渡される。
敬老会についても説明があり、77歳以上の方を対象とし、約1万9,743人が参加する可能性がある。地域住民自治協議会など124団体が開催する。
特に、新型コロナウイルスの影響で、感染防止策を講じる必要があるから実施計画は慎重に進められている。加えて、敬老会参加者の食事提供に関しては濃厚接触を避ける工夫が求められる。
次に、ぐるマルフェスタ・あいサポートフォーラム2020について説明が行われた。新型コロナウイルスの影響による地域包括ケアシステムの理解促進を目指すイベントである。このイベントは9月26日に開催される予定だ。さらに、講演会も計画されており、金澤翔子氏による書道パフォーマンスも行われる。
これからの実施方法については、オンラインでの参加も視野に入れ、ハードルを下げた参加形式が模索されている。北林議員は敬老会の実施について意見を述べた。新型コロナウイルスの第2波が懸念される中で、高齢者を対象とする行事のあり方を問い直す発言があった。
担い手として、地域コミュニティを重視する意義が強調され、工夫と感染症対策が求められている。重森議員もまた、リスク回避の観点から実施方針の再考を訴えた。今後、敬老会に関しての具体的指針が必要とされている。
最後に、議長が休憩を宣言し、会議は散会された。全体として、新型コロナウイルス禍における高齢者施策と地域の結束が重要視される内容となった。