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東広島市全員協議会、新型コロナ対策と地域発展の方針を確認

1月17日の全員協議会で新型コロナ対応策が中心議題。感染者数の急増と市の具体策が報告される。
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令和4年1月17日に開催された全員協議会では、重要な議題が取り上げられた。

特に新型コロナウイルス感染症への市の対応が議論された。この感染症は急速に広がり、従来の医療体制を試されている。健康福祉部の上田部長は、感染者数が増加し、緊急事態に対処する必要性が高まっていると強調した。

具体的には、広島県が適用したまん延防止等重点措置に基づき、市でも新春駅伝などの中止や成人式の延期が決定された。1月6日からは新規感染者が急増し、過去最多の65人を記録したという。

また、市内の感染防止に向けた具体策も報告された。施設の一時休館や、市主催事業の中止・延期に関する方針が述べられた。さらに、保健所の業務を支援するため、2名の保健師が派遣されたことも言及された。

消防局の石丸局長は、消防士の感染事例について述べ、業務運営の継続性を保つため、消毒作業を実施したと報告した。学校教育部の國廣部長は、学校内での感染に関連する状況について説明し、感染者が確認された教職員の療養と安全対策が取られたことを報告した。

さらに、高垣市長は新年の挨拶の中で、コロナ対策と並行して「世界に貢献するイノベーション創造のまち」として様々な取り組みを進める意向を示した。市はデジタル技術の導入を進め、新たな社会構造への適応を図る方針である。

生活価値創造に関する協定締結については、マツダと博報堂の連携による地域創生が議論された。福光経営戦略担当理事は、具体的事業案が未定であるものの、意義ある取り組みであることを強調した。多様性を尊重した共生社会の構築は、今後の重要なテーマである。

今回の全員協議会では、コロナ対策が全体の焦点となり、議員からは保健所の業務負担軽減策や市民への情報提供の強化が求められた。今後も状況管理と適切な対応が必要となる時期である。

議会開催日
議会名令和4年1月全員協議会
議事録
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