令和5年11月17日に開催された全員協議会では、東広島市における重要な執行部からの報告事項が議論された。
具体的には、市制施行50周年記念事業や生涯学習センターの跡地活用、人権フェスティバルの開催に関する報告が行われた。
特に、人権フェスティバル2023ひがしひろしまの開催日程について、生活環境部の中村部長が説明を行い、テーマは「障害者の人権」であると述べた。12月2日に東広島芸術文化ホールで活動発表や人権講演会が行われる予定であり、地域住民に向けた人権意識の高揚を図る取り組みが強調された。
また、田坂議員は高齢者施策の有効活用について質問した。昨年の一般質問と関連づけながら、決算審査前に重要な事業の進捗状況を報告することが求められ、上田総務部長はそれに応じる形で、報告を行う意義を認識していると述べた。さらに、成り行きによる報告の遅れを改善していく必要があることも指摘された。
さらに、一般質問では、最近の事故による交通渋滞についての対応策が求められた。牧尾議員は、市内での渋滞緩和策について建設部の阪垣部長に質問し、事故の影響を受けた国道の状況を共有した。阪垣部長は、状況を確認し、渋滞解消に向けた情報収集を継続していくと応答した。
他にも、多様な議題が取り上げられ、各議員から積極的な意見や質問が相次いだ。特に、市の施策や活動が市民との対話を通じて進められることの重要性が強調された。議長の奥谷氏は、今後の議会活動に対する市民の関心を高めるために、継続的な努力を行っていく意向を示した。
議会の報告が進む中、本会議は市民生活に直結する重要な課題に集中しており、各議員の発言はそれを反映したものとなっている。