令和3年第4回東広島市議会定例会が11月29日、議会議場で開会された。
出席議員は28名で、会議は円滑に進行されることが期待されている。本日の議事では、主に補正予算が議題となる。
市長の高垣廣徳氏は挨拶の中で、新型コロナウイルス感染症への対応や、自然災害からの復旧・復興について言及した。特に、直近の豪雨災害からの復旧状況を強調し、工事完了率が約60%に迫っていることを報告した。加えて、地元コミュニティとの連携を強化し、地域防災力を高めることの重要性を強調し、今後の取り組みについて期待を寄せた。
また、高垣市長は、経済対策として、子育て世帯に対する臨時特別給付金の支給を提案した。実施に向けた議案第127号は、17億2,700万円の一般会計補正予算として提出され、これにより、子ども一人当たり5万円が給付されることが計画されている。サポートを必要とする家庭に対して直接的な支援を行う重要性について、議員の間でも合意されている。
このほか、多くの議案が審議にかかり、教育や福祉、公共事業に関わる条例案や予算案が提案されており、議会の質疑応答を通じて詳細な議論が進められている。特に、受動喫煙防止の施策が新たに整備され、公共の場での喫煙規制が一層厳しくなる見込みだ。